JETBOILとは?
アウトドアでの調理で、無骨なストーブや重い魔法瓶にうんざりしていたブランド創設者、Dwight AspinwallとPerry Dowstが、2001年、アウトドアで手軽に食事を楽しむための調理器具の開発を行ったことから生まれた。
基本的な構成はOD缶に独自の火口と保温力を高めたカップというシンプルかつ効率重視の機能を持ち合わせている。
日本に正規輸入している会社は、大阪に本社を置くアウトドアブランド「モンベル」がジェットボイルを日本に普及させている。
発売当初から、多くの登山者に愛用されるほどコンパクトで便利な湯沸かし道具だ。
JETBOIL ジェットボイルの凄いところ!
JETBOIL ジェットボイルは沸騰まで最短1分40秒
ジェットボイルは熱効率の最大化されているため、カップ全体に素早く熱が回るような設計に。
そのため、わずか1分40秒でお湯が沸くという驚異的なスピードを発揮する。
JETBOIL ジェットボイルはマイナス6度の極寒でも沸かせる
製品の開発にあたって、登山の際、雪山でも安定した調理が行える性能を誇る。
一つのカップに全部収まるコンパクト設計
ジェットボイルは登山向けクッカーとして軽量化とコンパクトさを両立させている。
ガスカートリッジを除くと440gという軽さで収納すればφ10.4cm×高さ18cmに収まる。
車に積んで置く際にも邪魔にならず、大げさなクッキングギアを積まなくても済んでしまうから嬉しい。

旅行中のコスト削減に!
車中泊といえば、外食などで簡単に済ませることも一つの手だが、何度も外食を繰り返したりするのはコストもかかる。
そんな時、どこでも手軽にお湯沸かしができるとかなり便利だ。
こんな時かなり役立つ!
車中泊旅行で食事は1番の楽しみでもあり、意外と難しい行為とも言える。
例えば、行き当たりばったりの旅行では、お店が営業時間を過ぎていたり、最悪ない場合だってある。
そんな中コンビニエンスストアは田舎などの不便な地域にも出店しており、ファーストフードなどのお店が閉まっていて24時間開いている。(地域によっては24時間営業でない場合もある)
今日はちょっと節約したい場合や簡単に済ませて、寝たい場合、湯沸かしの調理だけであれば、簡単に安く済ませることが可能だ。
即席ご飯にピッタリ!
カップラーメンやレトルトカレー、乾燥タイプの味噌汁などを食べたい時は、お湯がどうしても必要になる。
コンビニエンスストアでカップラーメンを購入したら、合わせて、お湯を頂くことができるが、健康のことも考えて自分で水とお湯は用意したいところ。
天然水とJETBOILを持っておけば、簡単にお湯を用意できるから優れものだ。
注意点はガスを使った湯沸かしになるため、必ず換気に注意して行おう。
ほとんどの場合、車内ではなく外で使うことが絶対だ。
2分もかからない、わずか1分40秒で沸かせるため、ちょっと外に出て湯沸かしをすればいい。
ジェットボイルの難点
難点としては、セットのカップをお湯沸かし以外で使うとお手入れが大変になる点だ。
カップには保温力を高めるためにカップの周りへ特殊な素材を巻いている。万が一、スープなどが吹きこぼれた場合など、汚れてしまうとお手入れが少々厄介だ。
専用のフライパンなどのクッカーが別途発売されているので、そちらを使って調理を行うことが望ましい。
ジェットボイルを最大限活用するためのレシピ本
湯沸かしに適しているジェットボイルだが、なかなか湯沸かし専用で買うのもと思った時、調理でも活躍させることができることも知ってほしい。
ジェットボイルで作った数々の料理を詰めたレシピ本が発売されているので、参考にしよう。

サラダやスープ、ごはんもの、煮込み料理、パスタ、エスニック、スイーツなど55種類のレシピを収録している。
ジェットボイルの豊富なラインナップを大解剖!
ジェットボイルはアウトドアにおける湯沸かしの技術に革新を与えた調理器だ。
ジェットボイルには様々な種類がラインナップされているので、全ての種類とどんな違いがあるのか?
どんな調理が可能なのか?
などなど、今回はジェットボイルを大解剖する!
JETBOIL ジェットボイル 「フラッシュ」

ジェットボイルが世に知れ渡った最速湯沸かし器モデルの「フラッシュ」
わずか100秒(1分40秒)という驚異のスピードで湯沸かしを可能にしたモデルだ。
詳細
容 量 | 1.0L |
重量 | 440g (ガスカートリッジを除く) |
サイズ | φ10.4cm×高さ18cm(収納時) |
沸騰到達時間 | 1分40秒 (0.5L) |
出 力 | 2269kcal/h |
ガス消費量 | 約139g/h |
素材 | アルミニウム(クッカー本体) |
カラー | カーボン(CARB)、マトリックス(MTRX)、ウィルダネス(WLDNS)、ジェットカモ(JETCM) |
JETBOIL ジェットボイル 「マイティーモ」

ジェットボイルシリーズで初めてのシングルバーナーモデル
フラックスリング付きポットやフライパンを使用することができる。
1.5Lクッキングポット(別売)との併用で1リットル約3分で沸騰する。
五徳が大きく様々なクッカーにちょうどいい。
詳細
総重量 | 約95g (ガスカートリッジ、スタビライザーを除く) |
サイズ | 使用時:直径10.9cm×高さ9.5cm 収納時:直径5.1cm×高さ7.6cm |
沸騰到達時間 | 3分(1.0L) ※1.5Lクッキングポット(別売)使用時 |
出力 | 2519kcal/h |
ガス消費量 | 約215g/h |
点火 | 自動点火装置付き |
JETBOIL ジェットボイル 「マイクロモ」

フラッシュの1L湯沸かしモデルに比べて一回り小さいモデル。
湯沸かしの湯量も0.8Lとなっている。
ソロキャンプや、よりミニマムに軽量化を図りたい人にとって、コンパクトで便利な大きさだ。
とろ火の調整もできるため、繊細な調理も可能になっているのも魅力。
詳細
容 量 | 0.8L |
重量 | 400g(ガスカートリッジを除く) |
サイズ | 直径10.4cm×高さ16.5cm(収納時) |
沸騰到達時間 | 2分15秒(0.5L) |
出 力 | 1,512kcal/h |
ガス消費量 | 約120g/h |
| 「ジェットパワー100G」1缶で約12Lの水を沸騰可能 |
素材 | アルミニウム(カップ本体) |
JETBOIL ジェットボイル 「ミニモ」

通常のシリーズのカップに比べ、口が2.3cm広く、高さを4.5cm低く設計し、調理用に最適化。調理や食事の際に、カトラリーを持つ手がカップに触れにくい構造になっている。
スープなどの調理専用になっているため、調理器具の取り回しも簡単なモデルだ。
詳細
容 量 | 1.0L |
重量 | 500g(ガスカートリッジを除く) |
サイズ | 直径12.7cm×高さ15.2cm(収納時) |
沸騰到達時間 | 2分15秒(0.5L) |
出 力 | 1,512kcal/h |
ガス消費量 | 約120g/h |
| 「ジェットパワー100G」1缶で約12Lの水を沸騰可能 |
素材 | アルミニウム(カップ本体) |
JETBOIL ジェットボイル 「スモー」

ジェットボイルシリーズの中で一番大きく、湯沸かしの量も1.8Lをいっぺんに沸かせることが可能になっている。
1リットルの水が、4分15秒で沸騰。大容量の調理に効果を発揮!
詳細
容 量 | 1.8L(調理容量は1.25L) |
重量 | 550g (ガスカートリッジを除く) |
サイズ | 直径12.5cm×高さ21cm(収納時) |
沸騰到達時間 | 約4分15秒 (1.0L) |
出 力 | 1512kcal/h |
ガス消費量 | 約120g/h |
| 「ジェットパワー100G」1缶で約12Lの水を沸騰可能 |
素材 | アルミニウム(クッカー本体) |
JETBOIL ジェットボイル 「ジップ」

自動点火装置を排除し、より軽量化を図ったモデル。
0.8Lのカップでソロ仕様になっている。
別でマッチやライターといった着火装備が必要となっている。
詳細
容 量 | 0.8L(調理容量は0.5L) |
重量 | 400g (ガスカートリッジを除く) |
サイズ | 直径10.4cm×高さ16.5cm(収納時) |
沸騰到達時間 | 約2分30秒 (0.5L) |
出 力 | 1134kcal/h |
ガス消費量 | 約100g/h |
| 「ジェットパワー100G」1缶で約12Lの水を沸騰可能 |
素材 | アルミニウム(クッカー本体) |
カラー | ブラック(BK)、ストリーム(STR) |
JETBOIL用の替え燃料
余分に燃料はあったほうが安心できる。
多めに持っておくと安心だ。

JETBOIL ジェットボイル の便利道具
オプショナルクッカー
ジェットボイル専用の調理器具が充実している。
JETBOIL ジェットボイル サミットスキレット

JETBOIL ジェットボイル SUMO コンパニオンボウルセット

JETBOIL ジェットボイル フラックスリングパン

JETBOIL ジェットボイル 1.5Lクッキングポット

JETBOIL ジェットボイル スペアカップも用意されている
1L

0.8L

JETBOIL ジェットボイル ジェットゲージ

ジェットボイルは専用のOD缶を使うことで最大限の機能を発揮する。
専用であるため、他ガス缶と併用ができない。
ガス缶の容量を把握することで、どの程度持っていけば良いか?など燃料の量を予測できる便利な道具だ。
JETBOIL ジェットボイル コーヒプレス
ジェットボイルでコーヒーを作って飲むことができる。
フレンチプレスという手法で作るため、コーヒーオイルが抽出された本来の旨味を体験できる。

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