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Citroën Berlingo Information
【2020年最新】ベルランゴは完全な車中泊旅行用!?シトロエンのファミリー層に対する情熱
- 新型シトロエン ベルランゴの充実の性能とは?
- 初めてのフランス車 シトロエン ベルランゴはオススメ?
- シトロエン ベルランゴは完全車中泊仕様モデル!?
- シトロエン ベルランゴ 悪路の走破性・運転支援・性能は?
- シトロエン ベルランゴの凄いところ!気になる乗り味は?
- シトロエン ベルランゴのグレードについて&安定航行するためのタイヤ
- シトロエン ベルランゴの車両スペックを大公開!
- シトロエン ベルランゴの気になる価格は?
新型シトロエン ベルランゴの充実の性能とは?
2020年夏に情報解禁がされたシトロエン ベルランゴ(Citroën Berlingo)。
シンプルで機能的なボディデザイン、”わかってる感”のあるセンス溢れる実用的なディテールの数々、そしてスライドドア。
ベルランゴは、これまで歴代モデルが欧州で成功をおさめ、ベンチマークとされた家族と人々のためのレジャーアクティビティヴィークルだ。
実は歴史の深いベルランゴ
初代モデルが1996年にデビューして以来、330万台を超える販売を記録。
今回のベルランゴは3代目となる。
シトロエンのファミリー層に対する情熱
きわめてプラクティカルなモデルもまた、100年にわたり人々の”移動の自由”と”自由な移動”を支え、それをコンフォート(快適)なものとすることを追求してきたシトロエンの最新作のひとつ。
MPV、ミニバンとよばれるセグメントにおいてもコンフォート性能という新たな価値を提案するシトロエンならではのモデルと言える。
欧州でたくさんの荷物を詰め込み、家族や友人とともに趣味に旅行にへと誘う、いわゆるレジャーアクティビティヴィークルとよばれるセグメントはシトロエンが約23年前に創造した。
欧州ではベルランゴがしっかりと浸透している
ベルランゴはこの分野におけるアイコンとして知られており、一部地域ではネット検索を”ググる”と呼ぶのと同じような意味合いでベルランゴという名前が使われているほど浸透している。
スライドドアにベルランゴ独自の3座独立リアシートや、Modutop®マルチファンクションルーフ、独立して開閉可能なリアガラスハッチ、多彩な収納スペースなどにより、ベルランゴの名前は、万能性と実用性を想起させる。
初めてのフランス車 シトロエン ベルランゴはオススメ?
フランス車のコンセプトは人に優しい車であること。
筆者はプジョーに乗っているのだが、日本で乗るのはとても理にかなっていると考えている。
フランス車は街中の石畳やブドウ畑といった広大な土地がそれぞれあり、日本と似ているコンディション。
ロードノイズや衝撃をしっかりと受け流してくれるため、快適すぎるほど快適な運転が楽しめる。
日本車とドイツ車は似ているところがある。
それは、路上の段差やノイズをダイレクトに拾うところだ。
つまりは、硬い乗り心地を好む人もいれば、柔らかく心地よい乗り味が好きな人に分かれる。
どちらかで酔う人もいるからである。
乗り心地を追求したいなら間違いなくフランス車
シトロエンの乗り心地は、船に例えられる。
波のように、段差や衝撃を和らげるサスペンションが魅力的で、以前から親しまれている。
ゆったりとした乗り心地を求める方なら性に合っていると考えている。
フランス車は欲しい機能が全て揃った状態で手に入る!
国産車の多くは、別途オプションを追加しなければ、ナビ画面やエアコンですらつけないという訳の分からないプランになっている
なぜ、こんなプランになったのか?と思わせてくれたのは外車との出会いだ。
ファミリーのことをしっかり考えた設計を行うというところで、すでに日本との差が深まっている。
この機能が欲しかったという機能や性能、収納力など全てが揃って金額を設定している。
非常にコストパフォーマンスに優れたメーカー達と言える。
サイズ感は大きめ…
全長4,405mm×全幅1,850mm×全高1,850mm×ホイールベース2,785mm。
正面からは正方形の縦横比となるユニークな装いだ。
ミラーtoミラーの実測は約2,200mmとかなり車幅は大きめ。
車に乗り馴れている方であれば、問題ないが、それでもやはり大きめに感じられる。
日頃から商用バンクラスの車体をしっかりと乗り馴らしている人であれば問題ないだろう。
シトロエン ベルランゴは完全車中泊仕様モデル!?
外車にしては珍しい、収納力を最大限に取り入れたモデル。
シトロエンの良さは多彩な収納力にあると感じられる。
ベルランゴの兄弟車とも言える、プジョーリフターは車体構造が共通であり、収納力もプジョーなのに大きい。
今回の仕様は、シトロエンに内装周りを統一させているためか、収納力は格段に向上している!
車内のユーティリティを見てみよう!
シトロエン ベルランゴの収納力は半端無い!
車中泊では、荷物をいかに収納するかが、肝になる。
シトロエン ベルランゴのシートアレンジ
リアドアは両サイドともスライド式。
リアシートは幅の等しい3座独立式(FEELグレードを除く)で、個別に折畳みが可能だ!
もちろんこの3座にはそれぞれISOFIXフックが装備。
3分割では無いので、細かなシートアレンジはできないものの、これと言って不自由さもないため、プジョーがたどり着いた答えなのだということだ。
ちなみにプジョーリフターは3分割では無い。
シトロエン ベルランゴは確実に寝られる!
容量は、5名乗車時でトノカバー下597ℓ、2列目シートを倒した最大積載状態では2126ℓとなり、現行プジョーで最大容積をもつ5008の1862ℓを大幅に上回る(容量はVDA欧州参考値)。
最長2.7mの長尺ものを飲み込みクラスをリードシートのファブリックを貼り込んだリラックス感あるリビングのようなインテリア。
Magic Flat(マジック・フラット)と呼ばれる機能でワンタッチでフルフラット状態にすることが可能。
長さ=奥行きは、5人乗り状態で0.94m(実測)、2人乗り状態で1.74m、助手席を倒せば最長約2.7mの長尺に対応。
2列目シートを倒すスタイルでの車中泊時、長身の方であれば、少し膝を曲げる必要があるが、170cmから180cmほどの身長までであれば、快適すぎる。
しかも、今回は助手席を倒せるとあって、どんなに大きな人でも寝られるスペースを持っている。
リアオープニングガラスハッチ ゲートと独立してラゲッジにアクセス
この仕様もプジョーリフターと同様だ。
メルセデスベンツのVクラスワゴンと同じ仕様で驚く。
巨大なリアゲートはガラス部分のみを個別で開閉することが可能なリアオープニングガラスハッチとなっている。
テールゲートを開けずにガラスハッチから簡単にアクセスでき、狭いエリアでもリアスペースを利用できる。また、フレキシブルラゲッジトレイの高さをミドルポジションにすることで、ラゲッジスペースを上下に分割させることが可能。
日常使用で、狭い駐車スペースに停めた際、リアゲートを全開にしなくても大丈夫という仕様になっているのが、かなり嬉しいポイント。
シトロエン ベルランゴの収納力は半端無い!
多数の収納スペースを用意しているのもBERLINGOの特徴の一つ。
Modutop®と呼ばれるルーフ部分の収納スペース。ルーフの大半をガラスとするパノラミックルーフと収納スペースを融合させたこれは、フロントルーフ部分に収納トレイを設け、さらに中央部にはBag in Roof(バッグインルーフ)として最大14ℓまでのバッグを収納可能になっている。
また、Modutop®は電動サンシェード付きで夏場の室内温度上昇を和らげ、ルーフアーチ中央部には調整可能なムードライトが備わっている。
開放感の高い、パノラマミックルーフの間に、実は収納スペースが施されている。
中央部にBag in Roof(バッグインルーフ)として最大14ℓまでのバッグを収納可能。
さらにリアシート頭上後方には容量約60ℓのリアシーリングボックスを配置。
後席およびリアゲート側の両方からアクセス可能だ。
インストルメントパネルやドア内側などにシトロエンらしい気の利いた収納スペースを用意している。
助手席側グローブボックスもまた大きな収納スペースに!
Topboxと名付けられたこれはダッシュボード上面をふた付きのストレージとして使えるようにしたもの。
助手席エアバッグをルーフ部分から展開するようにしたため、11.8ℓのスペースが生まれた。
フレキシブルラゲッジトレイ(実測59cmと28cmの2ポジション)の高さをミドルポジションにすることで、ラゲッジスペースを上下に分割させることが可能。
ハイポジションにすればガラスハッチとリアゲートで荷物を完全にセパレートし使い分けることが可能になった。
テールゲートはリアバンパー後方約1,500mmに展開し、アウトドアでタープ代わりにもなる大きさだ。
通常のミニバンでは考えられない、高級感のある内装だ。
シトロエン ベルランゴ 悪路の走破性・運転支援・性能は?
ベルランゴはSUVのようなアクロ走破性はあまり強くない印象だが、アウトドアにおける通常走行や長距離性能など素晴らしい性能を魅せている。
安全もまた、コンフォート性能のひとつ:セーフティ&ドライビングアシスト 現代のモビリティを語る上で、先進運転支援機能(ADAS)と安全性もまた、極めて重要です。ラ イバルを大きく凌駕する安全装備、快適装備がBERLINGOの魅力の一つとなっています。これら機 能を余すところなく搭載しており、ユーロNCAPなどの世界各国の安全基準をクリアしています。アクティブクルーズコントロール(ストップ機能付き)
前車追随型クルーズコントロールを装備。
渋滞時の加減速にも対応。
30~180km/hで作動し、前車が停止した場合、停止まで対応。
アクティブセーフティブレーキ
前方の車輌や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させる。
車輌および歩行者を検知し、作動範囲は5~80km/h。
レーンキープアシスト
車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力を生じさせ、元の車線へと戻す。
トップリアビジョン/フロント、バックソナー
バックカメラは後進の際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに自動で写し出す。
距離や角度が認識できるガイドラインと俯瞰映像により周囲の状況が手に取るように把握できる。
また、障害物等が接近すると警報を発するソナーを前後に装備。
ブラインドスポットモニターシステム
走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。
ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯。
インテリジェントハイビーム
マルチファンクションカメラが常に前方の状況を分析。
先行車や対向車の有無、照明の状況などにより、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保。
トラフィックサインインフォメーション
制限速度および進入禁止に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。
制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能。
ドライバーアテンションアラート
マルチファンクションカメラにより、車線に対するふらつきを検知し、居眠り防止の警告を発する。
まさか、ここまで集約したモデルになっているとは思いも寄らなかった。
シトロエン ベルランゴの凄いところ!気になる乗り味は?
コンフォートな移動体験:1.5ℓクリーンディーゼル+EAT8の卓越した走り
パワートレインはシトロエンとしては初搭載となるグループPSAの最新世代クリーンディーゼルエンジンDV5型(アイドリングストップ付き)にアイシン・エイ・ダブリュとの共同開発による電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8を組み合わせている。
DV5エンジンは、ディーゼルとは思えない軽快な吹け上がりとドライバビリティ、低回転からの高いトルク、最新の排気浄化システム(酸化触媒、SCR選択還元触媒、DPF微粒子フィルター)による極めて高い環境性能を誇る。
また、EAT8オートマチックトランスミッションはロックアップを多用し、ダイレクトな変速とワイドスプレッド化の恩恵により高速クルーズ時の燃費をさらに向上。
軽量、高剛性、高いポテンシャルと汎用性で高評価を得ているグループPSAの中核プラットフォームEMP2をベースに使用し、リアは前モデルの改良バージョンとの組み合わせでスクエアなスペースを実現
先進の1.5ℓターボチャージャー付きクリーンディーゼルDV5エンジン
最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8で燃費性能を向上
シャシーはCitroën Advanced Comfort®プログラムに基づき、真のシトロエンライドを実現すべくセッティング。
あらゆるコンディションでドライバーと同乗者が等しくコンフォートで楽しい移動を享受できるようになっている。
シトロエン ベルランゴの驚異的な燃費!
燃費はJC08モードで21.2km/ℓ、WLTCモードで18.0km/ℓとなっている。
ディーゼル燃料の価格と相まって、日々の運用コストも低く抑えられるのもメリットだ。
SHINE:Début Editionに準ずる装備を持つメイングレード
SHINEグレードではDébut Editionに対し収納付きセンターコンソール(内部に12Vソケット付き)、後席エアアウトレット(風量調節およびUSB-Type A充電ポート付き)、後席ウィンドウ用ロールアップブラインド、後席足元に2箇所の床下収納を備えている。
前述した通り、ミニバンらしからぬ装備とプラットホームを持つベルランゴ。
シトロエン ベルランゴのグレードについて&安定航行するためのタイヤ
FEEL:Modutop®などを廃し最大2126ℓを使いこなす、道具感を強調したベーシックグレード
より遊びの道具としてタフにお使いいただきたいと考える方に向けたグレードがFEELだ。
基本的にSHINEと同じ装備としつつ、Modutop®、リアのTOP BOX®、パノラミックルーフを廃し、センターコンソールとリアエアコンアウトレットなどを省略。
また、リアの3分割可倒シートが6:4の分割可倒式となっている。
足回りは16インチスチールホイールにホイールキャップの仕様
2列目シートを倒した最大積載状態で2126ℓ(VDA欧州参考値)となる広大なカーゴスペースを、さらに思い思いに活用できるベルランゴのベーシックな魅力が詰った一台。
FEELホイールキャップ
その他グレード共通の装備として、助手席ドアミラー下にデッドアングルカメラが標準装着され、いわゆる直前直左の死角をフォロー。またリアスポイラーも標準装備。
SHINE XTR PACK:SHINEにXTR PACKを装備したスタイリッシュな特別仕様
カタログモデルの発売を記念して設定したグレードがSHINE XTR PACK。
SHINEをベースにマットオレンジのアクセントカラーをAirbump®、ランプベゼルなどに配し、前後バンパーのアンダーガード風デコレーション、17インチ”PONTEVEDRA ”アロイホイール、フロントドア専用XTRバッジを装備。
インテリアではオレンジアクセントが入ったグリーンのダッシュボードと同じくオレンジアクセントの専用シート生地となっている。
シトロエン ベルランゴ車両スペックを大公開!
BERLINGO ボディサイズ(欧州仕様値)
各サイズ | 実寸 | 単位 |
---|---|---|
全長 | 4,405 | mm |
全幅 | 1,850 | mm |
全高 | 1,850 | mm |
ホイールベース | 2,785 | mm |
車輌重量 | 1,590 | kg |
BERLINGO FEEL / SHINE / SHINE XTR PACK グレード構成
ボディ | パワー トレーン | ギア |
---|---|---|
5ドアMPV | 1.5ℓ直列4気筒 ターボディーゼル | 8速AT |
シトロエン ベルランゴの気になる価格は?
今回も必要な装備が標準で付いてくる
国産車ではオプション扱いになっていた部品や装備はあらかじめ装着しており、 更に価格も国産車と比べた時に、その安さに驚く。
国産車のフル装備と外国車の十分過ぎる標準装備を比べた時に、その価格の違いに驚くだろう。シトロエン ベルランゴの場合は、日本の収納力や工夫も確実に取り入れられており、アウトドアシーンでの活躍は間違いない。
BERLINGO FEEL
3,120,000円
BERLINGO SHINE
3,380,000円
BERLINGO SHINE XTR PACK
3,430,000円
ボディーカラーは3色
BERLINGOは3色展開。ドアミラーはブラックになり、リアスポイラーが付く。
ブランバンキーズ、アクアグリーン特別塗装色(有料オプション¥30,300)サーブル特別塗装色(有料オプション¥60,500)となっている。
300万円代で購入できるクオリティーでは破格なのだ。
オプションや税金などの金額も加わってくるので、是非一度見積もりをしてみるのはいかがだろうか?
ぜひ、ここまで読んだあなたはシトロエンに試乗、サイトに訪れてみることをオススメする。