東京の名湯「小杉湯」は人生で一度は行っておきたい温泉！東京周辺で車中泊をして、中心部には観光に行くスタイル │ 旅と思い出

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Sightseeing Onsen Information

東京の高円寺駅から徒歩で15分程。こんな東京の大都会に温泉があるとは、よそから来た旅人にとっては信じがたい。しかし、そんな不安も楽しさに変わるほど風情のある名湯であることは地元の方にとって周知の事実だ。

小杉湯は東京の下町を思わせ、江戸っ子体験ができる面白い銭湯なのだ。

門構えは歴史ある木造の建築。中に入るとまず靴箱のロッカー。

靴を入れ鍵を持ったなら、暖簾をくぐると、如何にも映画のワンシーンで使われそうな雰囲気のある銭湯の番台がある。

そこには、江戸っ子を思わせる口調の若い女性が。

銭湯を守って来た方である。

この方に風呂代を払う際、やり取りが面白い。

「1000万円のお預かりね！」

「はい、これ300万円のお返し。」

大阪のアメリカ村にあるたこ焼き屋さんでもそんなやり取りができるのだが、ここは東京。江戸の雰囲気を味わえる、そんな素敵な番台が迎えてくれるのだ。

番台の左右に温泉への入り口がある。右が男風呂、左が女風呂になる。

そこに広がっていた景色はまさしく昭和レトロな雰囲気の脱衣所。それに大小様々なロッカーのサイズ。これは嬉しい。

例えば、荷物の少ないご近所さんならば、小さなバックとお風呂道具を持ってくるだけでよく、小さなロッカーを使うことができる。また、荷物の大きな旅人ならば縦長の大きなスペースに入れることになるだろう。意外と大小様々なロッカーの作り方が色々な人に合うような作りになっている。

では、銭湯の中に入ってみる。

「これは懐かしい…（心の声）」

驚いた、本当にタイムスリップしたかのような感じになったのだ。

ケロリンの桶が綺麗に重ねられ、縦に4列のシャワー&カラン。懐かしい所以は、シャワーは固定式、カランはお湯と水がそれぞれの蛇口から出る。

お湯は熱いため、水と混ぜて調整する仕様だ。

そしてメインが素晴らしい。湯船の上には男湯から女湯まで広がる絵。富士山が描かれた絵がある。

まさしく絶景なので、これを見ながら湯船に浸かると最高に気持ちが良い。

泉質はサラサラしており、サッパリとした泉質。

広さは、普通の温泉施設と比べると大きくはないが、3種類の温泉に加え水風呂が併設されている。（サウナは無い）

一つの湯船に3〜5人くらいは足を伸ばして入ることが可能だ。

やはり銭湯なので、広さは期待しないほうが無難。

今回訪れた際、銭湯と「宇宙兄弟」が謎のコラボをしていた。写真をご覧になった方は不思議に感じたのでは無いだろうか？

このコラボは公式では無いが、ファンの有志でコラボが実現したとのこと。コラボ期間は定かでは無い。

しかし、こういったコラボをする銭湯もなかなか珍しいのではないだろうか。

もしかしたら訪れた際には、何かとコラボしているかもしれない。

下町の風情を楽しむ。

銭湯には色々な人が訪れている。地域の人、最近上京した人、外国人、旅行者などなど、面白い。

地元の人同士で仲良くはもちろんの事、他人でも会話に入れようとしてくれ、楽しい会話に花を咲かせるのも一興だと感じた。

温泉	料金	営業時間
平日	大人 600円小人 300円	10:00〜21:30 (受付は21：00で終了)
土・日・祝日	大人 600円小人 300円	10:00〜22:00 (受付は21：30で終了)